ノイズ除去02 Neat Videoの使い方と設定 Reduce Noise V4

 

初代管理人
記事の最後にAdobe製品をお安く購入する方法を書いてるのでぜひご覧くださいねー 

 

初代管理人
こんにちは、まずは前回 の続きです

 

前回のおさらい

 

■前回はNeat Videoが一番綺麗にノイズを取るというお話でしたね

noise-sd-01-original-up
オリジナル
noise-sd-01-neat video2-up
Neat Video 2回適用

左下の文字に注目! オリジナルで潰れている箇所が復活しています。 
静止画と違い動画のノイズ除去は前後のフレームから計算して補正するので、このようなことが可能なのでしょうね。

 

初代管理人
今日は前回のエフェクトの設定をお見せしたいのですが

 

その前に

 

初代管理人
全く初めての人には難しいことのように見えてしまうかもしれないので、Neat Videoの使い方のざっくりとした流れがわかる動画を作ってみたので先ずはこれを見てください。 とても簡単です!

 

音量に注意

道重 さん
全部自動でやってくれるの
初代管理人
そうです!誰でも出来ます

 

After Effectsのいいところはプロジェクトの難しい設定をしないでもいきなり初められるところです。
編集ソフトには色々設定しないと始められないものも多いのでこれはとても助かります!

 

初代管理人
ついでにNeat Videoクイックスタートガイドも見てみましょう

 

 

なんとなく流れがわかりましたか?  簡単ですね?

 

 

各エフェクトの設定

 

初代管理人
今回の比較実験での各エフェクトの設定を貼っておきます 
道重 さん
ヨクワカラナイ
初代管理人
 よくわからない人はここは読み飛ばしてNeat Video(Reduce Noise v4)の設定に進んで大丈夫ですよ

グレイン除去

noise-grain

RE:Vision社の DE:Noise デノイズ

noise-denoise

Red Giant社の Denoiser II デノイザー2

noise-denoiser2.

ABSoft社の Neat Video ニートビデオ

noise-neat-00

Neat Videoの設定は別ウインドウから行います。 Prepare をクリックすると別ウインドウが開かれます。

 

Neat Video(Reduce Noise v4)の設定

 

Device Noise Profile
neat-profile-00
画像はクリックで拡大します

Auto Profile をクリックすると、自動で最適なノイズサンプルの範囲が指定されます。

 

neat-profile-01

青い枠内がノイズサンプルの範囲です。 自分で選ぶ場合は通常壁や天井など均一な面を選びます。

初代管理人
裏技としてわざと広い面でなく、ノイズだけを判定できないような間違った箇所を指定することで大きな破綻を補正するという方法もまた続きの記事で紹介します 

 

Auto Profile の後に Auto Fine-True を選ぶ事もできます。

・Auto Profile:自動的に現在のビデオフレームを使用してデバイスのノイズプロファイルを構築します
・Auto Fine-True:自動的にフレーム全体を使用して、現在のノイズプロファイルを構築します

Auto Profileは今のフレームだけからノイズを検出、Auto Fine-Trueはフレーム全体をみて調整してくれるということだと思いますが、正直違いはわかりません

 

初代管理人
私はAuto Profileを押しています

 

これだけでノイズが除去されてますので、Noise Filter Settingタブ に切り替えて結果を見ます。

これでAplly(適用)を押してもOKですが、更に適用量などを設定する事ができます。 設定と言ってもほとんど強弱を変えて好みの状態にするだけなので難しくないですよ。

※以下はAdovenced Modeでの説明です。 よりシンプルなStandard Modeで表示することも出来ます。

 

Temporal(時間)
neat-setting-01

Temporal Filter(時間フィルター)

Radius(半径)
下に青い枠(今のフレーム)とオレンジの枠(前後のフレーム)がありますが、ここでノイズ検出に使用するフレームの数を決めます。 数字を大きくしたほうがより詳細に計算されるということだと思いますが、私はここを多くすると余計な変化が大きすぎるかなあと思うのでデフォルトが無難かなと思います。もちろんそれぞれのノイズの状態に応じて決定してください。

Threshold(しきい値)
連続したフレーム内の変化の感度を決めます。 数字を大きくするほどノイズが多く取れます。 
ここを大きくすることで、細部や輪郭周辺のモスキートノイズなど通常なかなか除去しきれないノイズも除去してくれるようになります。
また今回の実験でデフォルトではまだまだ色のノイズは残ってしまいますが、ここの数値を大きくすることでカラフルな色のノイズが消えるようになりました。
好みはあると思いますが、私はここをデフォルトよりもかなり高く設定する場合が多いです。

Amount(量) 
ノイズを除去する量を決めます。 私はデフォルト(100)のままで使うことが多いです。


Dust and Scratches (ゴミと傷 
今回は使ってません。かなり古い映像なんかに見られる傷やゴミのようなノイズを除去します。


Slow Shuter(スローシャッター) 
これがよく分からないです。 使ってないです。 
ここに説明はあるのですが、英語がわからない自分に腹がたちました!


スローシャッター撮影でのノイズを取るよということなのでしょうか? 

初代管理人
英語勉強しておくべきだった!

 

Adapt to Changing Noise(ノイズ変化に適応) 時間の経過で変化したノイズを自動的に処理するということのようですが、今のところONにしても変化がわからないので使っていません。
大きなブロックノイズや輪郭の破綻などがある映像の場合に変化が見られました。→ノイズ除去05 ブロックノイズ除去解説編

 

 


 

初代管理人
次のタブです

 

Spatial(空間)
neat-setting-02

Spatial Filter(空間フィルター)

Noise Level(ノイズレベル) 
数字を大きくするとノイズがより多く除去されますが、ノイズ以外の細部も一緒に変化してしまうので注意。 私は基本デフォルトのままにしています。

Noise Reduction Amount(ノイズ除去量)
数字を大きくするとノイズ検出量が増えより多くノイズが除去されます。 こちらもデフォルトのままにしてることが多いです。


artifact removal(アーチファクト除去)
圧縮処理ででる不要なデジタルノイズ(点と線)を削除します。


Edge Smoothing(エッジの平滑化) 
これをONにすると主に輪郭付近が滑らかになりますが、その分ぼやけてしまうので注意。


Sharpening(シャープニング)
鮮明化させます。 シャープは基本的に補正の最後の段階で適用させます。
Prevent Over-Sharpening にチェックを入れると、シャープ処理で発生する不自然に強調される輪郭(リンギング)を抑えられます。

アンシャープマスク(シャープエフェクト)だと輪郭以外の部分にも若干効果がかかってしまいますが、Neat Videoのシャープではほぼ輪郭だけにかかるので、シャープだけをかけたい時でもNeat Videoのシャープ機能を使っています。

 


 

初代管理人
最後のタブ

 

General(一般)
neat-setting-03

Peformence and Quality(パフォーマンスと品質)

Mix 
ではオリジナルとミックスする割合を決められます。 例えば50%にすると効果が半分に弱められるということです。

Quality Mode ではNormalとHighが選べます。  Highにするとより高品質になりますがその分重くなり、書き出し時間も長くなります。 私はHighを使ってますがNormalでも違いは認識できない程度なので、通常はデフォルトのNormalでいいと思います。

Highにすると書き出しにかかる時間は20%くらい増えるかと思いますが、それでも今回の実験では一番早いですよ。

 

 

Neat Videoの使い方 公式動画 再生リスト

初代管理人
画像での説明は少し難しそうに感じたかもしれませんが、最初の動画を見てもらえればとても簡単だとわかってもらえたのではないかと思います
道重 さん
わかったー

 

最後にNeat Videoの公式解説動画(再生リスト)です。 英語ですが参考にどうぞ。

 

初代管理人
今回はSD画質の荒れた映像で実験しましたが、次回はウェアラブルカメラで撮影されたFHDの比較的綺麗な映像のノイズ除去についての記事を書こうと思います
道重 さん
お楽しみにー

 

 

 

初代管理人
じゃーん、yahoo!ショッピングの広告でーす

初代管理人
アマゾンさんに振られてから楽天、そして今度はバリューコマースというアフィリエイトに登録したのですが、バナーが中央に配置できなくて困ってます  (解決しました!)
 

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初代管理人
こちらは今回使用した(編集)ソフトのAfter Effectsを含むAdobeの全てのソフトが使えるCreative Cloudです
初代管理人
自分でもここから購入しましたのでまたレビューしたいと思います。 アマゾンやAdobe公式と金額を比べてみてください。なぜこんなに安くなってるかというと、オンライントレーニング通信講座付きなので学生として購入でき、通信講座の料金が激安なので両方合わせても通常購入より安いということなんですね
初代管理人
もちろん通信講座の料金はこれで全てなのでこれ以上お金を払うとかはないですよ
初代管理人
詳細はレビューしますので不安な方はそれまで待っててください

初代管理人
購入を考えている方は 通常価格:59,000円(税込) → キャンペーン価格:34,560円(税込)という商品がCreative Cloud(12ヶ月)ですのでお間違いなく!
  ※金額は時期によって多少変化するので要チェック!

 

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