以前紹介したファーウェイの3眼スマホをしばらく使ってみたのでレビューでございます。
関連記事 → Huawei スマホとタブレット開封 【Mate 20 Pro/MediaPad M5 Pro】
今回はその三眼カメラの画像についてと、これは便利っておもった機能についてのお話です。
今色々騒がせているファーウェイですが使ってみるとやっぱいいスマホなんですよ~。
まずはこの三眼カメラによって今までのスマホではできなかった撮影の楽しさをご紹介。
すごい便利なのでスマホの複眼化は今後増えていくんじゃないかなあと思いますです。
3つのそれぞれのレンズで撮影してみました。
※画像は縮小圧縮してるので実際はもっと高画質ですよ~
目次
Huawei Mate 20 Pro 三眼カメラ画角比較
まずは比較として以前から使用していたiPhone6Sで撮影した画像。 ※色味の違いなんかはここではスルーします いくらでも調整もできますしね
同じ位置からMate 20 Proで撮影しました。
こちらがMate 20 Proの標準レンズで撮影したものです。
これはiPhoneと大体同じ画角ですねー。
赤矢印で指した信号に注目して画角を見比べてください。
3眼のワイドレンズ側での撮影画像です。
GoProなどのウエラブルカメラで撮ったような広い画角がスマホで撮れちゃいます。
景色を一望して写したり狭い屋内などでも広く映したり出来るワイドレンズの威力は最高です!
これはホントありがたい。
望遠側のカメラでの撮影画像です。
ワイド側から一転してここまでアップで撮影出来てしまいました。
これらの画角の全く違う撮影をデジタル領域を使わず光学撮影出来る3眼カメラがスマホに付いてるなんて便利すぎます。
さらにデジタルズームでのアップも画質劣化も少なく感じます。
晴天屋外でもモニターは見やすいしバッテリーの持ちも良いのでこれは大満足の機種でした。
さてさて
次は
スクリーンショットと画像検索の方法
もしかしたらファーウェイスマホをお持ちの人でも知らない人も多いかもしれない便利機能です。
まずスクショの方法です。
スマホで見ているその画面を残しておきたい場合に便利なスクショですが、ファーウェイはそれがとても楽なんです。
保存したい画像をドアをノックするようにコンコンと2回触れます。
これでスクショ完了!
2回画面をノックした後の画像です。
左下にスクショされた画像が数秒間サムネイルとして表示されます。
消える前にタップすればその画像への操作が可能になります。
2回ノックでのスクショはすごい楽ちんでしかも成功率は100%です(^^)
iPhone6Sの様に電源とホームボタンの同時押しでスクショだと時々失敗するし持ち替えての操作も面倒です。
それに慣れていたのでファーウェイのこのスクショのやり方は感激しました。
次にさらに便利だと思った機能は画像検索です。
画像検索についてはGoogle Pixel 3 XLの開封レポで触れましたが、
グーグルレンズという機能を使えばカメラを向けたものが何なのかネットで検索出来てその機能は他社のスマホでも出来るのでファーウェイの機種でも使用可能です。
ですがグーグルレンズ以外にファーウェイは違う検索方法も用意されています。
その方法をご紹介。
まずはカメラで調べたいものを撮影します。
撮りました。
調べたいものにカメラを向けるのではなく撮影した画像から検索する方法です。
「ギャラリー」に保管してある画像からできるので現物が無くても後から調べることが可能です。
ギャラリーから画像を選択し調べたい画像を表示させます。
(今回は例として撮影したファブリーズをそのまま表示)
次にこの画像のように両手でスマホを持ち左右の親指で画面に触れます
そうすると表示されている画像の検索が始まります
検索結果が表示されます
スクロールを続けて検索結果をどんどん表示させることが出来ますが、今回はファブリーズの容器は持っているので詰め替え用を親指でタップしてみます
販売ページが表示されました。
このまま購入も可能です
検索の仕方を変えることも出来ます。
親指2本で画面に触れて画像検索をすると何を検索しているのかがこのようにハイライト表示されます。
ハイライト表示された四隅の枠(赤い印の部分)を指で触れて範囲変更をする事が可能です。
今はファブリーズのボトル全体が検索対象の画像となっておりますが、
これを狭めて中央のラベルの文字だけを選択するとテキスト選択になり文字を検索してくれるようになります。
そうすると先ほどは画像の検索でしたがラベルだけを選択対象にすると、このように文字検索になり検索方法を必要に応じて変えられるので凄く便利です。
この検索方式の切り替えはグーグルレンズでも画像を検索するかテキストを抽出して検索するか切り替えが出来るのですが、ファーウェイの端末のほうが個人的にはやり易く感じます。
スクショは画面をノック2回で簡単確実に出来てギャラリーの保存された画像に親指2本を添えれば画像検索できるのはとても使い勝手が良いです。
グーグルレンズは最初はGoogle社のスマホだけの機能のようでしたが今はどの端末でも使えるようです。
そのやり方を説明します。 ※apple製品は操作方法が異なります
グーグルの検索バーの「G」のマークをタップします。
グーグルのページが開くので一番下のメニューバーから
「最新の情報」
をタップ
そうするとほぼ同じ位置にグーグルレンズのアイコンが表示されるので、それをタップすればGoogleのスマホ「ピクセル3」と同じやり方で検索や範囲指定が可能となります。
ファーウェイのこの機種でも「Google Lens」と画面上に出てピクセル3のように使えます。
ファーウェイ独自の検索方法もGoogleのサービスを利用していて結果は同じかな?と思って色々撮り比べて検索してみましたが、検索の仕方が違うようで検索結果の並び方やヒットするものが異なる場合が多く感じられました。
画像検索もこの機種のほうが断然良いと思いました。
以前はお店で商品を見てネット価格と比べたい時には、商品のバーコードを読んで検索していたので商品を手に持つ必要が有りましたがこの機種を使えばグーグルレンズを立ち上げて調べたいものにカメラを向けて画像検索出来るのが楽です。
また後でじっくり調べたいとなれば画像撮影しといて、後ほど画像を親指2本で画面に触れて検索したい範囲指定をすれば調べたいものを精度よくピックアップできます。
この画像検索方法を味わってしまったら手放せなくなります(^^)
SIMを入れていないとwi-fiが無い限り調べることが出来ませんが、撮影してしまえばwifi環境のある所でギャラリーから画像での検索が出来るので便利です。
Pixel3 ・ Huawei Mate 20 Pro 持つならどっち?
前回紹介したPixel 3とHuawei Mate 20 Proをしばし使い込んで比べてみた感想です。
Pixel 3は余計なアプリとかが少なくてシンプルでとても扱いやすいく、
カメラは1つですがAIが良い仕事をしてくれるので綺麗に背景をボカしたり暗所でも明るく撮影できて凄く良いです。
でも単眼なのでデジタル領域を使わないと望遠撮影が出来ない、ワイド側を広げるにはパノラマ機能とか使うしか無いのでシャッター1発でワイド撮影が出来ません。
ですがインカメは2つ有り凄くワイドに撮れるので自撮りや特にネット配信する人にはとても便利だと思いました。
インカメの画角が広いという事はスマホから離れなくても広範囲が写せるので外部マイクを用意しなくても音声が良く入るので配信者にはとても優れた魅力的な端末だと思います。
Huawei Mate 20 Proはアウトカメラが3眼ゆえに光学域で全く異なる範囲を映せるので、コンデジなど持ち歩く必要が全く無いほど便利です。
画像検索方法の便利さやロック解除の顔認証の正確さや超簡単な液晶画面上での指紋ロック解除などファーウェイはとにかくすごい便利です。
でもHuawei Mate 20 Proはインカメの画角が狭く、風景を広く撮影しながら自分を撮るのが苦手なので配信などで使う場合はPixel 3のほうが断然良いです。
どっちもそれぞれの良さが有り甲乙つけがたいですが
2台同時持ちしても厚みはたったこれだけで済みコンデジ1台持つより遥かに薄いです(^^)
SIMを入れているスマホのバッテリーが絶えても差し替えれば外部と連絡が取れます。
それを考えるとスマホ+コンデジよりこの2台のスマホのほうが持ち歩く荷物の体積が少なく済み、コンデジのように誰かに勝手に撮影物を見られることなくロックも強力です。
自撮りはインカメラが広角なPixel 3
景色など撮る場合はアウトカメラが複眼のHuawei Mate 20 Pro
という風に使い分けるとライフスタイルが充実するかと思います。
特にファーウェイ製品はタブレットも買って使っていますがライバルとなる他メーカーの機種より安いのにとても性能が良くてコスパ的に満足感が得られる良い物でした。
関連記事 → Huawei スマホとタブレット開封 【Mate 20 Pro/MediaPad M5 Pro】
いろいろ騒がれているHUAWEIのお話
しばし前よりファーウェイから後継機種のP30が発売されるという噂が出て、カメラ機能にさらに磨きが掛けられているということで、新製品発表会のライブ中継を楽しみにしてました。
しかし!
この新製品発表会の前後に凄い事が起きてしまいました^^;
Liveの前日、米国がファーウェイに部品を納入するのを禁止するという処置が発表。
Huaweiはこの動きを読んでいたようで3〜6ヵ月の製品製作用の部品はすでにストックしてあるという事で安心してほしいというお話のようでした。
ライブを見て新製品はかなり魅力的に見えましたがこのライブの次の日にさらなる衝撃発表。
Google社がOSのアンドロイドをファーウェイ社に今後使えなくするぞと打ち切りの発表が有りました。
この発表を受けau、ドコモ、ソフトバンクが予約や販売の停止などを続々と打ち出し、手に入れられるとすれば一部の販売店でSIMフリー機だけが出るような感じです。
端末が魅力的でもGoogleのサービスが打ち切られ使えなくなるとすれば話はかなり変わって来るかと思います。
YouTubeが見れなくなりGmailが使えなくなりGoogleドライブで画像などデータが共有できないとなれば・・・う〜ん これは流石にスマホとしては致命的だと思いますねぇ^^;
さらにこの新製品発表会から10日後の5月31日にはハードオフがファーウェイ製品の買い取りを中止すると発表しました。
Google社のandroidが使えなくなればスマホとしての役目を果たせなくなるのでこれも仕方ないかなと思います。
スマホとして今後使用できなくなれば買い取ってくれるところないのでヤフオクなど個人売買しか無くなりそうなので物凄く沢山中古が安く出回るかも・・・
私の場合はカメラ機能をメインに考えて性能など気になりこのスマホを買ったのでandroidが使えなくなっても所有し続けてカメラとして撮影を楽しみたいと思っています。
でもファーウェイのタブレットはGoogle社からandroidの使用が打ち切られると使い道があまり無くなりそうで痛いなぁとは思います。
しかしファーウェイもこのまま終る事もなく独自でOSを開発して今よりさらに魅力を増した製品を出すメーカーになるかも知れませんし今後の動向を見守りたいと思います。
3眼カメラはとても気に入りましたけど皆様には今はこのような状態なので手放しでお勧めとは言えない状況になりましたが、私は使い続けます(^^)
Googleのサービスが今後打ち切られたら私の所有するスマホとタブレットはどうなってしまうのか!?
ご報告しますのでまた見に来てくださいませ\(^o^)/
そして
こんなニュースも。
Androidより60%高速なファーウェイ独自の「HongMeng(ホンメン)OS」にテンセントやXiaomiら参加、オール中国で普及に追い風