今回は珍しくブログテーマと少し外れた分野のハンディカムの開封レビューです!
この春(2018年)モデルチェンジして姿を消す間際に価格が底値を突いた時に買いました。
新型の方がもしかしたら良いのかもしれませんが、手振れ補正の効き具合がどのくらいの物なのかを比較したくて購入してみました。
ソニーのハンディーカム ビデオカメラ FDR-AX55
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手ぶれ補正といえば、空間手振れ補正付きのSONYのアクションカムFDR-X3000 も愛用していて実はDJI社の手振れ防止撮影が出来るOsmo Mobile なども所有しております。
でもホームカメラのステディカム的な制御を行う手振れ補正カメラを使った事が無いので今回を買ったFDR-AX55の開封レビューをします。
空間光学手ブレ補正 FDR-AX55
予備バッテリーは単品で買い足すよりキットで買ったほうが割安で便利なので今回も純正の別売キットのACC-QMCV7を同時に買いました。
交換バッテリー
充電器
カメラバック
の3点セットの物ですがカメラの箱より巨大な箱でした。
まずはカメラ本体のほうを開封してみます。
中身はこんな感じ。
充電器は無くて本体充電なので予備バッテリーだけ買っていても絶えた電池を充電しながら予備電池で撮り続けることが出来ないので別売の充電器はこのカメラも活用するには必ず必要かなと思います。
本体は大きいです。
というか太いです。
ライバル機に比べると一回り大きくレンズユニットに空間手振れ補正をするためのメカが収められている為かなあと思います。
真後ろはこんな感じでやはりレンズユニットの空間手振れ補正がこのカメラの太さを決める要因のようです。
ファインダーと液晶画面の両方が有るのが有りがたいですね。
最近のカメラは上位機種を買わないとファインダーが無いのでこれが無いとちょっと不便。
晴天屋外だと液晶モニターは見ずらいですし撮影に集中できなかったりバッテリーの消費が大きくなるので撮影に集中したりバッテリーも長持ちさせるためにもファインダーがあると助かりますです。
周りの人からどこを撮影しているか分かりにくいというもの利点だったり・・・
このファインダーなのですがバッテリーを付けると少しバッテリーのほうが飛び出してしまっています。
ファインダーのゴムの所を見て欲しいのですが3つ点のドットが有りここに指を掛けて引っ張ると伸ばせるようなってます。
これを引っ張るとバッテリーに干渉せずファインダーが覗きやすくなります。
このようにチルトアップできるのも有りがたいです。
ソニーのフルハイビジョン1号機のHDR-HC1はminiDVテープにハイビジョン映像が記録できる機種で、当時は画質が非常に良く他のminiDVハンディカムで撮影したデジタル記録のスタンダード画質も再生出来るし小型CCDカメラを接続してアナログの映像を入力してデッキとしても使えて非常に便利な機種でした。
でも最大の弱点はファインダーがチルトアップは出来ますが引き出して伸ばす事が出来なかったので中型以上のバッテリーを装着すると出っ張りが邪魔でファインダーを見ることが困難でした。
しかし今回レビューのFDR-AX55はファインダーが伸びてチルトアップもできるので助かります。
この機種は家庭用ハンディカムの上位機種ですが何と今でもナイトショットを搭載しております!
4Kの高画質モデルには個人的には要らないような気がするのですがソニーの拘りを感じます。
ボタンは「再生」「ナイトショット」「電源」と並んでおりそれぞれボタンの大きさ、材質やデザインまでも違うので触るとどれがどのボタンか分かるように工夫されています。
ナイトショットボタンはアルミの削りだしサークル模様で一番お金が掛けてるみたいなのでやっぱソニーはナイトショットへの拘りが非常に強いのかな?なんて思いました。
次はアクセサリーキットのACC-QMCV7の開封レビューです。
アクセサリーキットACC-QMCV7
外装の化粧紙を外すと箱そのものは真っ黒の無地です。
開けて中身を見てみましょう。
ぱかっ
専用カメラバック
充電器
予備バッテリー
の3点セットです。
こういうキットのカバンは質はそこまで良くないけど汎用品の方が便利だったりする時もありますがこのバッグはなかなか良かったです。
仕切りが自由にレイアウト出来てSDカードなど仕舞うポケットも有ります。
カバンを閉じていても前と後ろにポケットが有るので必要な物を纏めておけるので便利です。
この充電器も良いです。
3種類のバッテリーが充電できるので他のシリーズのバッテリーもこれが有ればチャージ出来ちゃうスグレモノ。
このように3種類が使えます。
M型とかV.H.Pシリーズの充電器をこれから買おうとする人はこの充電器を買ったほうが色々な機種を使う人は得だと思いますよ。
このアダプターにはUSB出力端子が付いていてACアダプターにも使えます。
例えばRX0に繋いで充電も出来ますので使い道が多くて便利です。
取説にはこのように書いてあります。
対応機種に接続して通電したり充電できます。
このカメラの純正バッテリーを取り付けた所。
M型を装着して充電も出来ます。
古くからの会員の皆様ならM型バッテリーは物凄く沢山持っていると思います。 私も大変お世話になりました。
オリジナル電圧変換アダプターで5V、9V、12Vなど好きな電圧を出すために使えて、
しかも非常に安定して長時間どのようなカメラにも流用出来て電圧も暴れないので画質に全く影響も出ずいったい今までバッテリー代は何十万円得をしたのだろうかと思います。
今も精力的に会員さん向けにM型、F型はキャノン、パナソニックなどの他社製品の外部電源として使えるものを出しておられるのでバッテリーをあらゆる機器で使いまわせるので沢山のカメラを持っている人は入会金は超節約をするためのチケットになるので凄く得が出来てお勧めです。
私もそれぞれの機種専用の予備バッテリーを2本ずつくらい買い足していたら相当な額になったと思いますが結果的にRMSおじさんの所で物凄くお金が節約できました^^;
M型の残量表示機能付きバッテリーは「プッシュ」ボタンを押すとこのようにどの位バッテリーが残っているか分かるのでとても便利です。
ハンディカムに繋ぐと使用中は押しても点灯しないので電源を切って確認しなければなりませんがRMSおじさんが作るこのバッテリーを使うキャノンの機種やパナソニックのアダプターはカメラを使用している最中でも残量を表示させて確認出来るようになっているのでとても助かります。
会員さんの間で人気のペンタックスのカメラ用アダプターも今年作ろうかと思案されているみたいですので商品化されればペンタの高い予備バッテリーを使わなくても会員用オリジナルアダプターを買えば今あるM型が全部使えるので1週間位の旅に出てもバッテリー切れ知らずになるので熱望しています。
カメラ好きで色々なものを持っている人はマジで入会されていると得ですよ。
全部同じバッテリーで使いまわせますから。
難点としては殆どが外部給電になるのでバッテリーが別置きになってしまうんですけど。
キット付属のバックですがサイドはこのようにゴムで何か付けられるようになっています。
ペンライトとか付けておけば今なら夜桜を撮影に行った際に手元を照らしたりとかするのに便利かと思います。
キャリーバックの持ち手に通す事も出来ます。
イベントの会場のパンフレットや地図を入れられるのでこのオープンポケットは便利ですね。
使い勝手の良いバックです。
保有する機材が凄く多くなってきたのでSONYのロゴが有り形を見ただけで何が入っているか視覚的に分かりやすいものは何気に便利です。
FDR-AX55の凄いところは何と言っても空間手振れ補正機能です。
この画像では普通にレンズが中央に有りますね。
ちょっと降って動かしてみますと・・・
少し揺らしてみるとレンズは映している方向を向いていますのでこの画像だと左上を向いていてこんなにボディの中で動きます。
これはソニーの空間手振れ補正の紹介ページですがこれと全く同じようにレンズが本体の中でぐるんぐるんと動いていてこれは凄いです。
興味の有る人は動画を是非ご覧になってください。
多分他メーカーでここまで凄い手振れ補正機能を搭載した家庭用ビデオカメラは無いかと思います。
で、実際に自分で使ってみた感想ですがこの手ブレ補正は本当に凄いです。
走って撮影しても画像はゆっくり揺れるだけですごい見やすいんです。
1つ気になる点としては脇を締めてしっかりとカメラを構えてから動くとすぐに空間手振れ補正が利かなかったりします。 カメラが動かないとこの機能が切れるようで入るまで少しラグが有ります。
例えばテーブルの上に置いていて持ち上げた時などはこの空間手振れ補正が効くまで1〜2秒ほど普通に画面が揺れてから空間手振れ補正が効き始めます。
でもこれってすごい弱点というよりは普通の事が起こりそれが消えて驚くほどの強力な手振れ補正が効いてるってだけなんですね。普通の事が弱点に感じる程良く出来て居ます。
それではまた色々な機材と撮り比べてみて気づいたことが有ったら紹介しようと思います。