今回の配信はRMSおぢさんにお手伝い頂き共同配信となっています。 おぢさんから大量の画像が送られてきてとても長い記事になりましたがその分内容もたっぷりなのでぜひ初のコラボ記事お楽しみください!
目次
付属のホルダーを使わないでキーミッション80を使用する方法
改めまして、こんにちは、RMSおぢさんと申します。 私この機種を知ったときにピピピッと背中に電流が走りました。 今までのウエラブルカメラとは違う使い方が出来ると予感がしたのです。
ウエラブルカメラはその名の如く身につけて撮影するカメラだと思いますが、王道のGoPro(ゴープロ)ですとヘルメットの上に付けたりヘッドバンド使ったり何かマウントを利用して付けて出っ張らせて使う事が多いと思います。 しかしキーミッション80ならポケットからさっと取り出して使ったりと今までのウエラブルカメラとは違う形、用途で使えるとおもいました。
違う用途で使えるという事はそれだけ今までより撮影の幅が広がり楽しみが広がることになろうかと思います。
そそられるフックだぜ~
私はこのカラビナフック的なデザインにそそられました。
証拠撮りとか特殊撮影に使う機器の場合は他人には絶対に見られては困る場合も多いので紛失は許されませんよねー。
最近のウエラブルカメラは小さくて画質も良いのですが、ストラップホールなどが無かったり下手に加工すると防水性が失われたりするのでこのフックはありがたいのです。
ずっと今までスマホからカメラ部分だけを切り離したような商品が出ないかなと思って居ましたが遂に出てくれたという感じがします。
正面にはメインカメラ、背面にはモニターの上にサブカメラの2カメになっておりとても小さく薄いので機動性が良さそうです。
それならスマホでそのまま撮れば良いだろう?という事になりそうですがスマホのバッテリーは極力消費したくないので、やはり撮影専用機が欲しいですし万が一ターゲットに見つかり取り上げられたりとか有事の際を考えるとスマホは渡せないですが単体のカメラならまだ諦めもつきます。
そして!
キーミッション80は自動でスマホに画像を転送する機能が有るので取り上げられても撮影した画像はしっかりとスマホに保管出来ちゃいます ✧+(0゚・∀・) +
カメラそのものは諦められても撮影した画像が無くなるのは諦めきれないという事も多いですがこの機種ならその心配もありませんね。
それにスマホに自動転送が出来るので撮影した画像を手間無く他所に送信したりなど活用も楽なのです。
仕様を見れば縦横何センチかはわかりますがあまりピンと来ないので色々と並べてみました。
左からKeyMission 80、折りたたみ式ガラケー、スライド式ガラケー、iPhone5S、iPhone6Sの順です。
こうやって並べてみるとKeyMission80はGoProなど他のウエラブルカメラ軍と並べるより携帯電話などと並べた方がしっくりして、属性が携帯寄りという感じがすると思います。
さらにカメラの画角も注目すべき点です!
ウエラブルカメラって非常に広角で撮影される物が多いのですぐ近くの人が遠くに居るように写ったり画像の中央以外の部分が湾曲して写真としては不自然な感じになるものが多いですが、この機種は焦点距離(写る範囲)が、表のメインカメラが35mm判換算25mm相当で裏のサブカメラが35mm判換算22mm相当なんです。
この画角は最近発売されている一般的なコンデジのワイド角と大体一緒なのでデジカメを使うような距離感で使用できて画像も歪みが出ないので自然な写真が撮れます。 この部分も他のウエラブルカメラと一線を画す部分かと思います。 ※画角を換えられるウエラブルカメラも多いですが・・
このような事からもキーミッション80がメインカメラとサブカメラが有るところがスマホに似ていて大きさはガラケーより小さくて薄く、写る範囲はデジカメのワイド角と同等、雨に濡れても大丈夫で落下などショックにも強くそこはウエラブルカメラらしく色々な特徴を併せ持った非常に個性が強いカメラだと思います。
フックを付けてみよう!
カラビナは付属品ではなく自分で用意した物ですよー。
アウトドアが好きな人はこのように持ち歩ける物って魅力を感じるのではと思います
本体のフック部分は他にも色々と付けられます。
スパイラルフック?(正式名称違うと思いますが)を付けてみましょう!
これです、家の鍵を落とさないようにする時に使ったりするバネ状のフックですねー
絶対に落としたくない人はホームセンターなどで工具落下防止用に売っているものを使うと丈夫で良いですよ。
キーミッション80は上のフック以外にも底面のこの部分にも落下防止のストラップなど取り付けられるのも特徴です
この部分は幅が狭いのでカラビナなどのフックの取り付けは出来ませんがハンドストラップやネックストラップを取り付けるのに都合が良いです。
下に隙間が有るパーティションの所から隠密撮影をしたい場合はメインカメラですとどのような向きにしても床にレンズを接近させるには無理があります
そのような時はインカメラを使いこのように床に付けて下の隙間から撮影すれば何とレンズの中央部分までが床からたった6㎜という位置で撮影出来てしまうので大事な会議などを産業スパイ的に撮影出来てしまったりします。
インカメラを使った場合モニターが自分のほうを向かないので画像確認が出来ませんがそんなときはスマホと組み合わせてスマホに飛ばし画像確認をすればOKですね。
このように握り込めば本体の大半を隠してレンズだけ出して撮影出来てもし対象者から目線が来そうになれば手首を動かし視界から見えないように出来ます。
インカメラとアウトカメラをその時の状況に合わせて使いわけが出来るのは他の製品には無い魅力的な部分です。
裏と表でカメラの位置が違う、レンズの大きさも違う、画角も違いスマホに自動転送できるところなどスパイグッズ的な要素を感じます。
このカメラの名称はキーミッションです!
とても大事な撮影(キー)を確実に遂行(ミッション)するカメラというまさに名前からしても製品特徴が生きているとても良いネーミングだと思います。
上着のポケットから撮影してみよう!
ネックストラップを使いますが長さが調整出来る物を使うのがポイント。
とことん細かいところまで拘るのがRMS流の仕込みです。
捲くと光る部分が無くなりストラップが目立ちにくくなります
ノリ跡を残さず光を反射しない、こういった工作には必須のテープです
黒いシャツの胸ポケットにネックストラップでキーミッションを入れた所です
白いボタンのほうが目立ちぱっと見カメラがとても解りにくくなりました
これをするのに重要なのがネックストラップは長さの調整出来る物を使用するという事です
首の後ろで長さを調整してレンズ部分だけがポケットからちょこっと出るように細工が出来ます。
こんな風に首の後ろのほうに余分なストラップを持って行き長さが調整出来ればこのように微妙にレンズだけをポケットから出すという事が出来ます
レンズの廻りのシルバーのリングやカメラの刻印とかももちろん隠す! のですがここではその説明は割愛いたしますm(_ _)m
このシャツは左胸にしかポケットが無いのですが右胸にポケットが有る場合はこのようにさらにカメラの飛び出し量を少なく出来ます
Nikon 防水ウェアラブルカメラ KeyMission 80 BK
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付属のカメラホルダー AA-4を使うアイディア
ここからは同梱品のカメラホルダーを使うアイディアをお話しいたします。
このカメラは付属のカメラホルダーからカメラを取り外すと自動で電源が入るので、そのままシャッター(録画ボタン)を押せばすぐに撮影されるというシャッターチャンスに強く機動性に優れていますので是非有意義に活用したいところです。
付属のカメラホルダーに付属のマジックテープバンドを通した画像です
ニコンの製品紹介ページではリュックに取り付けていますが機動性とあらゆるアングルで街で撮影が出来るようにボディバックを使って取り付けてみたいと思います!
ボディバックのベルトの所に付属のマジックテープバンドで付けてみます
飛び出た部分が見た目が悪いですしちょん切って使いたい所ですねー
ただ端っこが綻びが出ないように処理されてるので切っちゃってぼろぼろになる場合はまあ処理すればいいのですが、切ってしまうともっと太い物に取り付けたいときに長さが足りなくなるということもあるので今回は純正バンドは使わないことにします。
そこで用意したのが自由な長さにカットして使えるマジックバンドです!
使用した商品はサンワサプライのマジックバンドCA-MF7BKで幅が20㎜で長さが3mのフリーカットで使える便利グッズです。
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これは1つ有ると色々とコードを束ねたりこれから紹介する工作や仕込みなどに便利に使えますし、この記事を書いている現時点でAmazonでは371円と非常にリーズナブルなのでオススメです。
純正のバンドよりも優れているのは接着力が強い点です!
ご覧の通りこのバンドの白い部分をボディバックのベルトに密着させるだけでカメラごと持ち上げる事が出来ました。
純正のバンドだと強く締めても滑ってしまうのでこのバンドを使用するほうがよいです。
幅は純正より細いですが強力に固定できるので全く問題ありませんし逆にこちらのほうが便利です
純正より細いのですからもちろん楽々ホルダーに通ります(^o^)
ボディバックのベルトに巻き付けてみて丁度良い長さでカットします
元々カットして使うものなので切り口から糸くずが出てきてボロボロとほつろけるという心配はありません!
純正は取り付けても下に滑ってしまったのですがこれはしっかり固定され滑らないのでとても便利です。
キーミッション80はホルダーから外すと自動で電源が入るのですぐ撮影出来て便利なのですが、ホルダーから外した場合は「撮ってるな」って解るのでこのまま撮影して撮っていることが廻りから解らないようにしたいと思います。
その場合この斜め掛けですと撮れる画像も斜めになるので真っ直ぐ正像で取れるようにしましょう。
インターバル撮影機能も有るので全く何もしなくても設定した時間の間隔で自動撮影が出来るので尾行など証拠撮りの際に不自然な動きをしなくても済みますし、お店など商売をしている人は駅から出てどのように行けば良いか道順をHPで画像で示したいときに沢山人が往来している所でカメラを撮るとポケモンGOのトラブルで報道されているような
「お前、今俺のこと撮っただろう!」
などというトラブルが避けられるので勘違いをされないように経路撮影などを撮るのにもこのカメラの形と機能はとても便利です。
リュックを使わずボディバックを使う利点としては右肩に掛けたり左肩に掛けたりして撮りたい方に簡単に掛け直せますし、ボディバックを手に持って横を撮ったりとかリュックよりかなり撮影の自由度が高くなると思うんですよ。
カメラが少し前のめりにお辞儀をするので水平に撮れません。
ボディバックのベルトの下の部分を手で前に少し引っ張って出してカメラが垂直になるようにすれば良いのですがインターバル撮影の場合ずっとその体勢をしているのには無理があります^^;
ここの隙間をふさいで楽に真っ直ぐ撮れるように加工しちゃいます
100均グッズを使って隙間埋めしてみよう!
RMSは豊富なアイディアで独自撮影提案をしてメンバーの皆様に楽しんで頂いておりこのような独特な提案が人気の秘密だったりしますが今回はコラボ記事と言う事で多くの人にRMSの独自アイディアにほんの少しだけ触れて頂こうと思います!
今回隙間埋めに使用するのは100円ショップで買ってきた「パチット」という商品です
カメラホルダーの下の隙間を埋めるのに厚みがとても丁度良かったんです
しかし色がこれだと装着したときに目立つので黒く塗装をしたいと思います
このまま黒の塗装をしても表面がつるつるなので多分すぐ剥がれます
サンドペーパーで下処理するのも面倒くさい
そこで便利なのがプライマーです!
塗装が良く食いつくようにする下処理スプレーでこれを吹き付けると塗装が乗りにくい物にも簡単に綺麗に塗装が出来てしかも剥がれにくくなります。 プライマーにも色々種類があり今回は材質に合わせてプラスチック用を使います。
今回は塗装後にテカリが出ないようにつや消しのマットブラックを塗ります
そのまま下に置いて吹き付けたのでは綺麗に塗れませんし手に持って塗ったら手も塗装してしまいます・・
そこで洗濯ばさみを使い塗装したくないピンの部分をまずは挟みます
このまま塗装すると洗濯ばさみも塗装してしまうので養生を致します。
まずはプライマーで下処理塗装です。
透明なので塗装しても色は付きません。
皆様が同じ事をされるときは透明だとどこにどれだけ塗布されたか解りませんのでグレーなどの色つきのプライマーが使いやすいですよ。
乾いたら養生していた新聞紙を取るとご覧の通り洗濯ばさみは綺麗なままで塗りたいクリップも綺麗に仕上がりました
幅がなんとぴったんこ
カメラホルダーを取り付けるとこれがまた見事に厚みもぴったんこ
これでカメラが前にお辞儀せず真っ直ぐ前を撮影することが出来ます!
色もつや消しマットブラックにしたので光ること無く遠目には全くクリップが目立ちませんのでカメラを取り付けない時もクリップは付けたままでボディバックは使えます
こういう所もしっかりと手を掛けて小物を作るのがRMS流撮影術です。
塗装はプライマーで下処理して塗ったので通常であれば剥がれにくい筈ですが、今回はカメラホルダの下部を持ち上げるのが目的なのでこの指で示した部分と常に接触しますので傷が付きそのうち剥がれると思われます。
とても薄いゴムシートがホームセンターなどに売っていますのでそれをホルダーの裏に貼ると良いと思います(^^)
傷付き防止になりますし摩擦係数が上がるので下部が滑らずホルダーがボディバックのベルトと真っ直ぐなままで保つ事も出来るので一石二鳥です。
更に
キーミッション80には下の部分にもストラップを付けられる部分が有りますので利用しましょう
スパイラルストラップを付けてボディバックのベルトの長さを調整する金具にもう片方を付けてみました
上部にあるカラビナフックに付けるとストラップがレンズ前を塞ぐ事も考えられますが下ならその心配がありません。
取り外して手に持って撮影するときも、本体の下にストラップが付けられたほうが持ちやすいですし撮影の時に邪魔にならず便利です!
高所作業などで工事写真を撮る人なども安全ベストなどにこのように取り付けておけばカメラの落下事故を防げますしホルダーから外すだけで電源が起動し画角もデジカメのワイド角と同等で湾曲しない画像で撮れるのでありとあらゆる分野の人が便利に使える事でしょう。
カメラの上と下のどちらでもストラップを付けられるというのは非常に便宜性が良いです
自宅での保管方法というか撮り方
冒頭ではカメラ単体での撮影方法、そして付属ホルダーを使ったバックへの取り付け方法とお話して来ましたが次は自宅での保管撮影方法のアイディアを致します。
カラビナ的フックが有るので保管は壁に付けておこうと思います。
L型の物のほうが引っかけやすいですが低い所に取り付けた場合万が一転んだりしてフックにぶつかれば怪我をする恐れがあるので丸いこれにします。
L型にしなかったので引っかけるときは少々スムーズさにかけますが安全性を優先。
背より高い位置ならフックにしなくてもビスでも壁にねじ込んで引っかければ楽で良いですが低めの位置にしてインターバル機能を使い部屋を撮りたいのでこの方法にしたわけです。
本体のインターバル撮影機能を使えば設定した一定間隔で撮影が出来るので部屋の中を監視撮り出来ます。
事務所とかなら社員がサボってないかとかにも使えそうですね。
この付け方では本体が斜めなので撮れる画像も斜めになってしまいますねー・・・
真っ直ぐな画像で撮るためにポスターや掲示物などを壁に留めるときに使う鋲を使って真っ直ぐにしたいと思います
彼女が来てニャンニャンする時に思い出をこっそり撮りたい時など突然このように壁にカメラを付ければ怪しまれますが、いつもこのように壁に保管するようにしてこの位置に常に有るのが当たり前というような感じで時間経過して油断した頃にインターバル撮影設定すれば丁度良いアングルで撮影出来ちゃったりします。
でもニャンニャン撮りのお話はネタですので真似してはいけません!
白い壁に小さな白いフックに透明な鋲だと部屋の雰囲気を損なわずに良いような気もしますが、もっとオシャレにしたい方はキュービック型の画鋲や花型の画鋲など色んな種類が出ていますよ。
フックは引っかけにくいですが逆に取りにくいので不意に他人に見られたりという事への抑止効果も少しは期待できます。
壁に付けるならシルバーのほうが高級感が有りインテリアにマッチしそうです。
ニコン KeyMission 80 シルバー
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RMSメンバールーム内ではこのカメラが今後どんな撮影提案がされるか楽しみです。
もちろんわたくし初代管理人もメンバーですし入会してから色々なものを撮影することができるようになりました。
もっともっと深く特別な撮影方法を勉強したい人はメンバールームにお越しくださいませ。